VOLVO お手軽ライトチューンのすすめ....
- だいぶ走ったなぁと思うボルボNA(超ノーマル車)に、プチチューニング小技編... -

丈夫だ、といわれているボルボでも、850は既に3世代以上も前の車です。
うちのボルボも、70000〜75000キロを越えたあたりから、ボディー後方から段差走行時の「ぎゅー」というきしみ音・だら〜っとしたハンドリング・登坂時のエンジンのパワーのなさ(- -;)を感じるようになりました。
 そろそろ昔のいぢくり癖を出してみるかということで、プチチューニング小技編をご紹介します(^-^)v。
バリバリチューンぢゃないけど、お手軽で結構きびきび走ってくれます...。 値段はあくまでも参考値です..。


@ 『ストラットサポート(タワーバー)』 純正パーツNo.9204180 (約25000円)

過走行になると、ハンドル切れがアンダーに感じるようになります。もともと、新車の頃から、「ふわふわ感」がある855S2.5なだけに、80000キロ過ぎで取り付けてみました。すると..驚いたことに、高速走行時のふわふわ感が、きりっとした感じのハンドリングになります。


             純正パーツは「S字」です..。

                取付後の画像・インプレなどは こちら




A 『純正リアスタビライザー(リアアンチロールバー)』 純正パーツNo.9191461-0 (約30000円) 

 850NAの場合、グレードによっては、リアスタビライザーが装着されていないものもあります。V70以降は標準装備。
 855 S2.5は標準装備されておりません...。

                
 
         リア剛性をUPするために、取り付けてみました。 → 取付後の画像・インプレなどはこちら


 B 『HEICO SUSメッシュブレーキホース』   (約35000円)

 ペダルタッチを大幅に改善し、ブレーキのコントロール性を大きく高めるステンレスメッシュ製のブレーキホース。
 850用は、フロント2本、リア2本 (計4本)。

                 
      ブレーキの効きそのものが改良されるのではなく、初期制動時のブレーキフィーリングが変化し、
      ブレーキ操作がしやすくなります。                   → インプレなどはこちら




C 『湿式エアフィルター(K&N製)』 850純正交換タイプ (約10000円)
 
 きのこ型へのチューンもいいけど、あとあとのメンテを考えると、純正交換型の湿式がいいと思います。取替えは、エアフィルターボックスのクリップをはずし、ボックスのふたを開け、ノーマルフィルタ(乾式メッシュフィルター)と「K&N製フィルター」とを交換するだけ。
 湿式の寿命は目安50000キロ。 専用のクリーナーキットを買えば、洗浄して再使用可。
                   お手軽に吸気効率アップが図れます。




D 『VST製ブレーキパッド』 (フロント・リアで 約40000円)
 
 もともとブレーキ制動が弱い855だけに、早くから交換してました。アルミをはくと、純正だと、ブレーキダストが激しく発生し、洗車したのに、翌週には真っ黒け だったけど、社外品だと、あんまり気にしなくてすむ。 ブレーキの効きも良くなってると思う。ちなみに今は、新しい純正パッドに戻ってます (^-^;)。 いろんなメーカーからも出てるので、いろいろ気に入ったブランド・性能で選んで下さい。 ローター・パッドの相性インプレも現在検討中...。 ちなみに「純正ローターには純正パッドの相性が一番いい」と思いますよ。



E 『ウルトラプラグコード(永井電子) + イリジウムプラグ(デンソー)』 (約30000円)
   B5252エンジンへの適用型番: ウルトラプラグコード:3844-10  ・ イリジウムプラグ:IK20
 
              

 「ウルトラシリコンプラグコード」: 内層から.. 銅多芯線/コアー/ガラス繊維ブレード/シリコン外層 の構造をとっています。
独自の巻線抵抗の採用で雑音を効率よくカット。さらにメタルシールドが雑音の根源である点火プラグ周りのノイズをシャットアウト。
また、従来のカーボンコードタイプではそのケーブル全長によって抵抗値が異なりますが、ウルトラシリコーンパワープラグコードでは、プラグコードの長さに関係なく、各シリンダー毎に抵抗値は一定となり、均一で、最大の電流(イグニッションコイルからの)を引き出し、強力なスパークを供給します。

                        

 「デンソー製 イリジウムパワープラグ」: プラグの中心電極は、太ければ太いほど冷却作用が大きくなり、着火性が悪くなりますが、0.4mm径イリジウム中心電極は、冷却作用が極めて小さく熱がうばわれにくいため失火が減り、プラグの基本性能ともいえるより確実な着火性を実現します。また飛火距離が小さいため、低電圧でも確実に着火します。

 純正プラグとコードを定期的にかえていくのもいいけど、過走行車には安定性向上・パワーアップが必要です。「アクセル踏んでも、レスポンスが悪い」 そんなときには思い切ってイリジウムなどのパワーアッププラグ + ウルトラシリコンプラグコードへの交換をお勧めします。 エンジンルームも「赤色のコード」でドレスアップできるし...(^-^;)。
                            
                    ウルトラプラグコード+イリジウムプラグ 取付後の画像は こちら...


 「BRISK製 プレミアムLGSプラグ」: ボルボユーザーに人気のある隠れた技術大国「チェコ」のプラグメーカー製です。

               
                     855 S2.5への適合型番:DOR14LGS。 
  中心電極には「銀」を採用しています。幅広いヒートレンジをもつため、燃焼エネルギーのロスが少ないとされています。
  またブリスク独自の「球面放電」により、失火が減少すると考えられています。
  
   
   デンソー製イリジウムプラグと ブリスクプラグ インプレ比較 
   (あくまでも、対855NAエンジンへの小生個人の判断です。ご容赦願います)
           
        ・低〜高回転でのアクセルレスポンス安定感 ・・・・ イリジウム > ブリスク
        ・低速トルク感               ・・・  イリジウム < ブリスク
        ・コストパフォーマンス            ・・・  イリジウム(約0.2諭吉) > ブリスク(約0.4諭吉)
            



F 『その他、ゴム・ブッシュとか関連』
 
 ゴム・樹脂関係は、熱・酸素・紫外線の影響で必ず劣化します。車の保管・使用状態によって、まちまちですから、純正部品交換走行距離目安で、ディーラー・ショップの方と相談してください。(いい加減なコメントで申し訳ないですm(_ _)m)。
エンジンマウント・トルクアームのブッシュ・いろんなシールパッキン・スタビロッドなど..。もちろんタイミングベルト(目安は60000キロ)は必須。



G 『Tune Chip (E-Tech製)』 
 
 お手軽チューニングのひとつにE@Tech製「チューンチップ」があります。マフラー・エアクリ・プラグ・アーシング...などなどいろんなパーツがありますが、手軽に効果を体感できるアイテムのひとつです。 

   
  写真左から: エアーチップ。 ボディーコントロールチップ。 ハイパーコントロールチップ(S)。 ホイールチップ。 

  「エアーチップ」: 純正エアクリーナーボックス(内側外側問わず)に貼り付けるだけ!
            吸気効率・燃焼効率をアップするというものです。

  「ボディーコントロールチップ」と「ハイパーコントロールチップ(S)」: 
   ボディーのピラー部やサイドメンバー、クロスメンバーに貼ることによって、「ボディーのねじれ剛性」をアップするというものです。
   エンジンルーム内のウォールサイドや、ストラットの上部に貼ることで、高速走行時のピッチングが減少するともあります。

  「ホイールチップ」: ホイールリム部に貼ることで、タイヤの接地性・乗り心地向上が図れる と紹介されています。

  
写真左から: エキゾーストチップ。 ハイパーEGBチップ(EGBチューナーL)。 エアーチップバンド。

 「エキゾーストチップ」: 集合管出口、マフラー出口部、マフラー太鼓前に、バンドなどで密着させて使用します。
              排気効率が向上、吹け上がりが向上するアイテムです。
             
 「ハイパーEGBチップ」「EGBチューナー(L)」: 
                      エンジンヘッド部に貼ることで、吹け上がり改善、エンジン静粛性などが向上。
                      またボディーピラーやメンバーに貼ることで、ボディー剛性アップが得られるアイテムです。

 「エアーチップバンド」: E@Techさんの新製品です。エキゾーストチップの改良版です。
                      
                           「TuneChip」取付画像は
こちら。     
 
 

 
H 『アーシング施工 (アーシングART関西さん..)』
 

 電装系チューニングとして、最近はやりのアーシング! 純正のアーシングポイントにアースポイントをプラスしたり、ケーブルそのものを変えたりして、電気の流れをスムーズにしてあげます。 施工によって、エンジンのレスポンスアップ・始動レスポンスの向上・燃費改善・オーディオの音質向上などの効果があるとされています。
 小生の場合、「アーシングART関西」加藤さんに施工をお願いいたしました。 ケーブルは極太!こだわりの金属ラインに、シリコン被覆・グラスファイバーブレードなどから構成されており、市販の銅ケーブルに比べ、耐熱性・導電性が大幅に向上しています。

             「アーシング」施工後のエンジンルーム姿・インプレは
こちら。 

 


 
I 『R
itzスーパーヒューズ 施工 (カメウチ電装 太子店さん...)』 
 
 
姿かたちは普通のヒューズと変わりませんが、電極に厳選した素材を用い、4層コーティングで包み込んだ特殊処理が施されています。
その結果、信号伝達能力と電気的ノイズ低減能力とにより、クルマ本来の性能が引き出される ということです。
 大手クルマ部品量販店でもやっていますが、一つ一つの導電性チェックを行う必要があるため、専門のインストーラーに任せる必要
がある、と
紹介されています。
                  

      クルマイジクリ40年という カメウチ電装さんに施工をお願いいたしました。 施工の様子はこちらで紹介しています。
     
    主な交換ヒューズ箇所とアンペア数・・・ 点火装置(15A) ・ヒーターファン(30A) ・アクセサリー(30A)
                           左ロービーム(15A) ・ ホーン(25A) ・ フューエルポンプ(15A)など 計9箇所
                           費用: 約1.2諭吉(工賃込み)...。
                   

    装着してのインプレ:  ・ エンジンが格段に静かに。
                  ・ バキューム計指示値 (アイドリング時 0.7が 0.8に!) 吸気効率改善。
                  ・ オーディオ音質の改善
 
 詳しくお話を聞いたところ、要は、「吸気→圧縮→爆発→排気」サイクルでの、『点火タイミング』が理想のタイミングへと
 改善されるため、エンジン回転がスムーズになる ということでした。 (1/500秒の世界....)

 

 J 『ボルテージチューニング(電圧安定化)』 

 「サン自動車工業製 ホットイナズマ Type-LR」:  高出力時などの電圧が変化する際に、電装品に掛かる負担とロスを軽減し、
 安定作動させることで、いろんなメリットが見込めます。 
 
                     
 急加速時などのレスポンス向上・オーディオ音クリア・ヘッドライトが明るくなるなどの改善が紹介されています。

                     取付(仮施工)の様子・インプレはこちら
 
K 『ソーラーチャージャー (バッテリー保護)』 
 
ICP製 ソーラーチャージャー」: 車の使用頻度激減に伴い、バッテリーの保護が必要と判断。
バッテリーのマイナス側を外せばいいんですが、そんなの毎回やってられない、 ということで、太陽のチカラを借りて充電することにしました。
135mAの強力ソーラーパネル搭載。 しかも「逆電流防止回路内蔵」なので、安心です。

          
  室内で常時ONの回路を選定し、助手席側からラインを取り出します。
  運転中は本体落下などの危険を伴うため、本体は取り外して使用する予定です。


 ● とにかく、ずーっと乗っていたい方は、オイル交換・フィルタ交換はマメにやることです。
   最低これだけでもやってると、200000kmは走れる車だと思います。

  
上記のチューニングのみで、NAでもしっかりしたエンジンレスポンス・ハンドリングになると思いますよ!
                                             (+見た目もグ〜だし)!